機械っぽさが面白いんだ

z34
リッターバイクが大好きなA氏。
300km以上スピードが出るスズキGSX-1300R「隼」や、そのライバル車種カワサキZZR1100も所有してるほど単車が大好きです。そんなA氏が選んだ4輪車両は日産フェアレディZ。おおっ~、違いが解る男が選んだ車が僕たちの専門車種フェアレディZとは嬉しい話です。

バイクでは日常のメンテナンスや軽いカスタム等はご自身でされているそうですが、流石に日産の最新技術で固められた近代の乗り物は良くわからんと言うことでデイトナに来ていただいています。はじめの来店時からおっしゃっていましたが「何かこう、Z34はドライバーがコンピューターに乗せられているという感が嫌いで、もっともっとドライバーの意思で動いてほしい」と言うのが当初からの目標でしたので、手始めに機械式LSDを入れて意のままに車の向きを変えていきたいと今回入庫いただきました。

ATS CARBON LSD DAYTONA STD ver.
A氏がチョイスしたのは今までのATSカーボンLSD ver. DAYTONAよりも効きを強くしたサーキット対応モデル、デイトナSTD仕様です。これは今まで紹介してきたVer. デイトナに比べ最大限効きを強めたモデルで、とにもかくにも効き重視で製作したモデルです。現にZ33でオートポリスを走っているゴジラも街乗り~サーキットまでこのモデルを使用して最高の評価と最高の信頼性を貰っています。
ハイレスポンス仕様に比べ若干の立ち上がりの遅れはあるものの、やはりフルロックさせるようなシーンではデイトナSTDのほうがロック率は高いのでハードな乗り方をする人でしたらこちらのモデルのほうが面白いでしょう。当然ですがVDCやABSには一切の悪影響を与えませんので、機械的な部分のみをグレードアップして電子デバイスはそのまま使用できますのでストリートでも安心して使えます。

欧州日産フィン付きデフカバー
欧州日産フィン付きデフカバーをメッキ処理してみました。本当はアルマイト加工をする予定でしたが、アルマイト処理が材質の関係上できずに渋々メッキになりました。腹下の見えないところをメッキ処理してどうするの?と思われそうですが、A氏の面白いところは「ピョンっとジャンプした時にキラキラって光るものが見えたら面白いじゃないですか!」と・・・どうもジャンプする気でいるようです(笑)

オイルキャッチタンクも
そして熱い走りにこたえるべく、オイル容量が1.5Lと非常に少ないZ34ですからブローバイが多く出ると予想してオイルキャッチタンクも増設。さすがに今の段階ではデフクーラーまでは必要ないでしょうが、ブローバイを多く出す走りをすると予告しているようでやる気満々のご様子です。

晴れたミルクロードややまなみハイウェイを気持ちよく走り「機械」を動かす喜びや楽しさを感じながら、抜群のトラクション性能を誇るカーボンLSDを効かせながら1つ、また1つコーナーを抜けていき、「俺の管理下で動くんだぞ!」と言わんばかりにアクセルのオンオフでZ34の姿勢を保ちながら疾走する楽しそうなA氏の表情を想像する「やまもと」なのでした。

2010年4月11日